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潜在意識を活用できない、4つの理由

 勉強するだけになってしまっている

あなたは、今までに1冊や2冊(それとも10冊や20冊?)、この手の本で読んだことがあるかもしれません。もしかすると、セミナーなどに参加したことがあるかもしれませんね。

実は、何を隠そう、私自身、20年も前から、何十冊も潜在意識に関する本を読み、高いお金を払って何度もセミナーなどにも出ていた、いわゆる「潜在意識オタク」だったのです。

しかし、高いお金をかけて、一生懸命勉強をして、本当に効果があるという人が実際のところ、どれだけいるでしょうか?

もちろん、まったくいないわけではありません。
よく思い起こしてみれば、あなたの知っている成功者のあの人など、潜在意識を満足のいくレベルで活用していると思える人が、1人や2人、思い浮かぶかもしれません。

そのように、潜在意識をうまく活用して成功した人が実際にいる、または、本などに書いているからこそ、「自分にもできるはずだ」と信じて、勉強だけは続けている・・・・・

しかし、実際は何も変わっていない。
・・・そんな方は、結構、いらっしゃるのではないでしょうか。


でも、勉強だけで何も変わらなければ、ただの「潜在意識オタク」ですよね?

私は、20年以上この分野に取り組んできました。そして、その勉強の過程で、多くの先生や知り合いを見てきました。しかし、「勉強するだけで何も変わらない」という現実を、私自身が、身をもって経験しました。




 本を読むだけでは「潜在意識」を活用できない


ご存知のとおり、この分野については、本当にたくさんの本が出回っています。

中には、自分では何の体験もないくせに、他の書籍の引用だけを寄せ集めて書いたような質の悪いものもありますが、たいていはそれなりにいいことが書いてあります。

もし仮に、半年でもいいので、本に書いてあることをそのままマジメに実践すると、おそらく、あなたもある程度は潜在意識を活用することができるようになるはずです。

しかし、ほとんどの人は、本を読んでも実際に行動に移さないのです。

いくらいいことが本に書いてあったとしても、「いつか、そのうち」と、実際に行動に移すのを後回しにしてしまいます。そして、結局は、せっかくの知恵も忘却のかなたに埋もれてしまう・・・・というパターンです。

しかし、別にあなたのことを責めているのではありません。

なぜなら、それが「普通」なのです。

ほとんどの人は、忙しい毎日を送っています。
そんな忙しい日々のなかで「やってもやらなくてもいい、新しいこと」を手がける余裕なんてないのです。

ですから、もしも潜在意識を活性させようと思ったら、 「いつか、そのうち」 ではなく、「いますぐ、その場で」 できる技法から始めなければ、何も変わることはできません。

家に帰ったらとか、会社や学校に着いたら・・・・・ではなく、「いますぐ、その場で」です。

それがたとえ電車の中でも、トイレで用を足している最中でも、「いますぐ、その場で」です。


また、人は忙しい毎日を過ごしているだけではなく、(私自身も含めて)「めんどくさがり」でもあります。

だから、あなたが潜在意識を活用しようと思ったら、
なるべく準備のいらない技法、そして、自分でアレコレやるよりは人にいろいろやってもらえるシステムを採用することをオススメします。

「書いてあることを、そのままマネするだけ」
「ただカセットテープを聞くだけ」
「ポケットのなかに入れておくだけで効果がある」・・・・・

言葉は悪いかもしれませんが、なるべく「お手軽に」できるものから始めたいものです。



 セミナーにも限界がある


私の経験では、本よりはセミナーの方が効果が高いように思われます。
それは、少なくともセミナー中に課される実習については、とにかくその場で取り組まなくてはならないからです。

つまり、本を読むときのように「いつか、そのうち」ということが許されないわけです。

それに、同じような志をもつ仲間も大勢いるし、多くの場合、講師は話し上手でおもしろい・・・となると、自然と気持ちも盛り上がってきます。

だからセミナーから帰ってきたときには、「よしやるぞ!」と思うのですが・・・

悲しいかな、2週間もすると元に戻ってしまう。

そう、人間はすぐに快感が得られないことを、信念だけで何ヶ月も継続するほど、意志の強い生き物ではないのです。

だから、またふたたびセミナーに行く・・・・・

そんなセミナー中毒の人も、少なくありません。


しかし、いいセミナーというのは、どれも高い。
半日で2〜3万円。1日だと4〜5万円、10万とか30万 なんていうのもあります。
高いところでは、年間で300万円なんて金額をとっている。


それに、場所と時間の制約もあります。

地方の人には不利だし、そんなにしょっちゅうセミナーに行ってるほど時間に余裕のある人も多くはないでしょう。


人間にとって最大の快感は、自分が行ったことの成果を確認することです。
その成果が、実際に利益になるものであれば、なおよいです。

そうして、日常生活に潜在意識を活用することを習慣化しましょう。

小さな成功を積み重ねることで自信とスキルを高めていった延長線上に、意志力を必要とする技法の実習や、中長期的な願望実現が可能となるのです。

飛行機のフライトで一番大変なのは離陸です。

重い荷物を載せたリヤカーを引くのに、もっとも力を要するのは車輪が動き出すまでのあいだなのです。




 「ポジティブシンキング」の落とし穴


最後にもうひとつ、実は、ほとんどの本やセミナーには重大な欠陥がある、ということを申し上げておきましょう。

正直、私は「世の中は甘い」と思ってます。

しかし、多くの本の著者や、セミナーの講師が考えているほどには「甘くはない」のです。

どういうことか?

いわゆる、この分野の先生には、2通りあるように見受けられます。

「実際に潜在意識を活用して成功した人物」と、
「詳しく調査、検証を重ねた研究者」の2通りです。

どちらの系統であっても、私の見る限り「ホンモノ」といわれる人であれば、正しいことを教えています。

しかし、大事なことを教えていないのです。

大事なこととは、「うまくいかないときに、どうしたらいいのか?」ということなのです。

「実際に潜在意識を活用して成功した人物」は、どんな人でしょうか?

たいていの場合、運がいいか、並はずれた意志力を持っていることが多いようです。

だから、そのような人は、「うまくいかなかった」という経験があまりなかったり、「うまくいかない」ということがそれほど苦ではないように見受けられます。

「詳しく調査、検証を重ねた研究者」は、(私の先入観かもしれませんが)自分自身の経験値が少ないので、私たちのような凡人が「うまくいかなかった」ときの気持ちや対処のことまで思いが至らないように感じられます。


そして、もうひとつは「ポジティブシンキング」という信仰。

「思ったことは、何でも現実化する。
  だからつねに前向きで、いいことだけを考える」

というのは、一見それらしい考えかもしれませんが、いつもいつも実際に思ったことが、すぐにその場で現実化するとは限りません。

また、現実のサクセス・ストーリーを見ればわかりますが、チャレンジの過程では試練がつきもの。

大きな目標に挑む過程においては、誰だって失敗をしたり、壁にぶち当たったり、邪魔者が出てきたり・・・・・当初想定していなかった事態に直面するものなのです。

それに目をつぶって、「いいことだけを考えて」いたのでは、いざというときに簡単にあきらめて、つぶされてしまいます。


繰り返しますが、

人間は、すぐに快感が得られないことを、信念だけで何ヶ月も継続するほど、意志の強い生き物ではないのです。


だから、「うまくいかないときに、どうしたらいいのか?」ということを知っておかないと、
「ちょっとやてみて、ダメだったからあきらめる。
 また別のことに挑戦してみたけれど、今度もうまくいかないからやめてしまう」

その繰り返しになってしまうのです。


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